大垣市情報工房の概要
大垣市情報工房は、光ファイバーなどの高度なネットワークを利用して、 市役所・学校などの公共施設に、市民生活に関連の深い行政・教育・文化などの情報提供を行う 郵政省(現総務省)及び岐阜県の「自治体ネットワーク施設整備事業」(平成7年度~9年度)の 補助を受けて、地域情報化の拠点施設として整備されました。大垣市情報工房には、 行政の情報提供を多様化・高度化するための情報受発信機能、 ネットワーク市民を育成するための人材育成機能など、大垣市のIT戦略における 拠点施設としての大きな役割があります。
■情報受発信拠点
大垣市情報工房を中心に市役所、小・中学校をはじめとする公共施設を接続する イントラネット(*1)を形成するとともに、インターネットを通じて、行政・教育などの 市民生活に関連の深い情報を提供しています。
(*1)インターネット標準の技術を用いて構築された組織内ネットワークのこと
■人材育成拠点
情報工房には、交流サロン・研修室・多目的研修室・セミナー室・スインクホールと いった様々な角度からITを体験・学習できる施設が充実しています。また、これらの 施設を活用した人材育成事業を展開しています。
位置 | 岐阜県大垣市小野4丁目35番地の10 ソフトピアジャパン区域内 (ソフトピアジャパンセンター東隣) |
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規模 | 敷地面積 | 4,000.03m2 |
建築面積 | 1,999.82m2 | |
延床面積 | 9,293.52m2
大垣市施設(1F/2F/5F) |
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高さ | 28.2m | |
構造 | 鉄骨造/地下1階 地上5階 屋根/フッ素焼付カラーアルミ葺き 外壁/アルミカーテンウォール |
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駐車場 | 敷地内:23台 敷地外:215台 |
■沿革
- 平成7年度
- 郵政省及び岐阜県の「自治体ネットワーク施設整備事業」の補助採択を受け、建設工事に着手
- 平成8年度
- システム詳細設計、システム構築に着手
- 平成9年度
- 建設工事及び施設内システム構築を完了
- 平成10年2月10日オープン
- 平成10年度
- 大垣市教育情報ネットワークシステム(OPEN)運用を開始
- パソコン研修を開始
- 情報工房マルチメディア作品コンテスト(平成14年度から市民デジタル作品コンクールに名称変更)を開始
- インタラクティブアートギャラリーを開始
- 平成11年度
- 大垣市情報ボランティア登録制度を開始
- 平成14年度
- 大垣市情報工房ルネサンス計画を策定
- 大垣市IT戦略計画を策定
- 大垣市IT学校「IT致道館」を開始
- 平成15年度
- 1階交流サロン及び2階研修室のリニューアルを実施
- 情報工房マガジン(メールマガジン)を発行
- 平成16年度
- ITものづくり講座を開始
- 平成17年度
- IT相談センターを開設
- 平成18年度
- 第二次大垣市IT戦略計画を策定
- 平成20年度
- 指定管理者制度を導入
■アートワーク
大垣市情報工房/ソフトピアジャパン・アネックスは、機能主義に陥ることのない快適な空間を創り出すために、施設の雰囲気にマッチした素晴らしい作品に彩られています。
主な作品
水井 康雄:「開空」(南正面玄関前・東)

水井 康雄:「集宇」(南正面玄関前・西)

富永 直樹:「クリスマス・イヴ」(1階エントランスホール)

日比野 克彦:「Fact」シリーズ(1階エントランスホール)

牛尾 啓三:「オウシ、ゾウケイ」(1階受付カウンタースペース)
千住 博:「ウォーターフォール」(1階エレベータホール)

片岡 重保:「仏顔」(1階応接室)
田部井 健二:自然釉 花入(1階応接室・飾り棚の上)
細野 猛:水のある風景(2階会議室1)
多田 勝彦:「冷夏」(2階会議室2)
河合 祐司:「メモランダム’95 無題」(2階会議室3)
熊谷 守一:「海」(2階多目的研修室)
泓 泰厳:「和歌浦」(2階マルチメディア研究室3)
舩坂 芳助:「My Space and My Dimension」(リフレッシュコーナー)